中高年 出会い系 おすすめ

私はブスです。ブスと自覚する前は、顔は中の中くらいだと思っていたのですが、飲み友達(男性)に何気なくきいた時に「中の下か下の上くらいでしょ」と言われたのでやっぱりブスなんだと思います。

ただし、その時の飲み友達に言われたのは「顔はアレだけど、性格は良いし、気はきくし、スタイルも良いよね」と言われたので、私が恋愛する時は、顔以外の部分を見てもらえる人と付き合うようにしていました。

ですから、彼氏と別れてたとしても、次の彼氏はすぐに見つかるのですが、私も高望みしたい時があります。いわゆるイケメンに恋をしてしまった事がありました。

イケメンですから女性人気は高いです。私以外にもいろいろな女性が、「〇〇さん(イケメン)
ってかっこいいよね、清潔感があってステキですよね」と言う位人気がありました。

私もかっこいいなとは思っていたのですが、ひょんな事から同じプロジェクトで一緒に仕事をすることになり、お互いの仕事の相性が抜群に良く、仕事がどんどん進んでいきました。

それでもそのプロジェクトはもともと無理のあるプロジェクトでしたので、毎日残業です。始発から終電まで仕事していたことや、休日出勤したことも数しれずあります。

もちろんイケメンも一緒でした。そうやって遅い時間や休日出勤などが増えると、自然と仕事終わりにご飯を食べに行ったり帰りに一緒に帰ったりする事が増えてきます。

そのプロジェクトは3年がかりの大きなプロジェクトでしたので、途中からは、残業終わりに一緒にご飯に行かない事が不思議になる位、距離が縮まりました。

とはいえ仕事の同僚ですから、お互い好きという気持ちがあっても、それを口にすることはなく、自然と1年が過ぎました。

2年目、別のプロジェクトが立ち上がり、私は別のプロジェクトに異動することになりました。

別のプロジェクトは、私が入社当時からやりたいと思っていたプロジェクトでしたので、すごく嬉しいはずでしたが、イケメンと分かれるのが名残惜しくなり、思い切って告白し、付き合いました。

付き合ったまでは非常によかったのですが、付き合い始めてから、態度が少しずつ変わってきました。具体的には会社近くでご飯を食べることがほとんどなくなり、少し離れた場所でご飯を食べたり、遊びにいくことが増えたのです。

最初は気にしなかったのですが、何かのタイミングで聞いたところ、なんとなくはぐらかされてしまいました。

どうしても会社近くのお店に行きたい、と言っても首をたてに振らず、そうしているうちにプロジェクトが軌道に乗り始め、イケメンが引っ越しすることになりました。

遠距離になる事がわかり、イケメンから別れたいと切り出されたのですが、その時に衝撃のことを言われました。「会社近くでご飯を食べなかったのは、あなたと二人でご飯を食べているのを見られたくないから。

同じプロジェクトならなんとでも言えるけど、別プロジェクトでご飯を食べてるのを見られたら会社の同僚に噂される。あなたと付き合っていると思われるのが嫌だった」と。

そこですべてを理解しました。正直すごく好きで、1年以上付き合っていただけに、ショックを隠しきれませんでした。