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【札幌・すすきののホストクラブR.I.P(アールアイピー)の口コミ】

その場のノリというのは大事なのだと思います。
それまで一度も足を踏み入れたことも、踏み入れようと思ったこともない未知の世界だったホストクラブに、三十歳を過ぎて初めて入店した体験談です。

私は元々お酒が大好きで、よくすすきのにも飲みに通っていました。
一人でフラッとバーに行くこともあって、そこで声をかけてもらった知らない人と2時間も3時間も過ごすことができます。

私が好んでよく飲みの相手をしていただくのは、決まって40歳以上の年上の男性ばかりでした。自他共に認める枯れ専です。

なのでいわゆるホストのイメージは、自分よりも若い男の子たちがはしゃいでいるイメージしかなくて、どちらかというと敬遠する場所だったのです。

しかもものすごく値段も高いイメージがあったので、ホストクラブに行くなら大衆的な居酒屋で3回くらい飲んだ方がよっぽど気晴らしになると思っていました。

そんな私の性格を知っている女友だちが、ある日突然何の前触れもなく飲み会の二次会で連れて行ってくれたのが、 RIP です。

いろんな飲み屋さんが入っているビルの5階にあるので、ギリギリまでどこに連れて行かれるか把握していませんでした。

店内は高級感のあるモダンな雰囲気です。
スタッフが男性ばかりだな?と思って初めて気が付きました。「だって本当の事を言ったら帰ると思ったから」と友人はけろっとしています。

友人曰く、私が「ホストクラブでどのような反応を示すか見てみたかった」とのこと。
案の定席に着くと、自分よりも10歳以上も年下の感じのホスト君たちが同じ席につき始めました。

「お姉さん初めてなんだって?」といきなりのタメ口 。どのように反応していいのか、どのような立ち位置でいったらいいのかしばらく途方に暮れていました。

というのも、私は普段接客業についているので、つい相手の間の取り方や傾聴力に関心を持ってしまうのです。この店のナンバーワンの子は一体どのような接客をするんだろう?とムクムクと好奇心が湧いてきました。

「この店にはね、○○が喜びそうな人もいるんだよ」と友人が指名してくれたのが、それまでのホストとは違う、私より5こくらい上の年長のホストでした。

「僕でいいですか?」という謙虚な挨拶に、一瞬で私の心が傾きました。
思わず「お待ちしてました」と言ってしまったぐらいです。気がつけばその方をターゲットにマンツーマンで、2時間ぐらいお話をしていたと思います。

そのお店のナンバーワンと思われる男の子が、他のテーブルで接客しているのをチラ見していましたが、どちらかというとお客様の話をじっくり聴くというよりは、自己アピールが上手なタイプという印象でした。

私の前の落ち着いたホストさんは、実に話を上手に引き出してくれるそんな人で、とても気持ちの良い時間を過ごすことができました。

きっと私のようなこじらせ女子のために、このようなホストさんの存在はとても大切なのだと思います。
友人は若いホストとノリノリで終始会話をしていましたが、私にはついていけないノリでした 。

高いと思っていた料金ですが思っていたほどリーズナブルで、二人合わせて8000円ぐらいで済みました。

特別なお酒などを注文すればまた別なのでしょうが、このぐらいのお値段で利用することができるのであれば、今度は一人で年上のホストさんを指名しに行くのもいいのかな・・・と思った初めてのホストクラブの夜でした。

 

札幌・すすきののホストクラブR.I.P(アールアイピー)

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